龍城ケ丘の昔の姿をご紹介!
日々、完成に向けて工事が進んでいるひらつかシーテラス。
かつてこの場所には、市民の憩いの場として親しまれてきた「龍城ケ丘プール」がありました。
龍城ケ丘プールは、昭和12年に湘南海岸公園の一部として誕生しました。
海水をそのまま引き入れた海水プールで、当時は珍しかった競泳用50mプールのほか、女性や子供用の20mプールに加え、なんと海の家までありました!
第二次世界大戦後しばらくは、米進駐軍とその家族のプライベートプールとして接収されていましたが、昭和27年に接収が解除されると、海辺のプール、平塚で唯一のプールということで大変な人気を誇りました。
ひと夏に9万人を超える来場者が訪れたという記録が残っています。
昭和30年頃の龍城ケ丘プール。賑わっている様子が伝わってきますね!

長い間、多くの市民に愛されてきた龍城ケ丘プールでしたが、施設の老朽化等の理由から、平成25年8月にその幕を閉じました。

閉園直前の頃の様子。
閉園から12年、プールの跡地に新施設「ひらつかシーテラス」がオープンします。
かつて龍城ケ丘プールがそうであったように、市民の方に愛される施設を目指して準備中です。
オープンまで楽しみにお待ちください!